今までの職種とは違う職種へ転職するキャリアチェンジに対して、どのような不安があるのでしょうか。
多くの場合、未知の職種であるため具体的な仕事内容が見えてこないからという不安があると思います。
ですが考えてみると、どの仕事でも初めての時は勝手な思い込みやイメージで仕事内容を思い描いているのではないでしょうか。
ほとんどの人が、具体的な仕事内容を知らないまま新しい仕事に従事することになります。
ただ、不安を大きくするのは前職との繋がりが全くない場合です。
例えば営業事務から一般事務へのキャリアチェンジは問題も少なく、前職の経験をいくら変更したり修正することで対応が可能ではないかと思います。
ですが、営業職からエンジニアではどうでしょうか。
共通する点は多少パソコンを使用するかどうかで、それも企業によって使用の格差はあるように思います。
営業職からエンジニアへのキャリアチェンジはかなりの勇気と度胸が必要かもしれません。
なぜなら自分のエンジニアとしての能力がどの程度なのか判断する術がないからです。
ではエンジニアから営業職はどうでしょうか。
意外なことですが、エンジニアから営業職へのキャリアチェンジはスムーズに行く人が多いようです。
それはエンジニアの場合は先読みする能力が鍛えられていますので一歩先、二歩先を予測して対処することが出来るからではないかと言われています。
仕事の先読みが出来れば後は経験を増やしていくことで対応が出来ます。
対応の仕方がわかればトラブルを避けることが可能ですし、また危険回避能力も危機管理能力にも今までの経験で培った基本的な考え方がありますのでそう難しくはないと思います。